治験で処方 最先端の糖尿病薬

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5種類の薬物療法

薬物療法とは?

食事療法や運動療法を行なっても血糖コントロールがうまくいかない場合は、薬物療法を追加して行なっていきます。

薬物療法の目的は「高血糖を改善する」ことですから、もらう薬は「血糖を下げる」ものになります。
これを経口血糖降下薬といいます。

経口血糖降下薬の飲み薬は、以下の5種類です。

◎スルホニル尿素薬(US薬)
 40歳以上の方に多く使われます。インスリンの分泌を増やします。
◎α-グルコシダーゼ阻害薬
 小腸での糖質の分解と吸収を遅らせ、急激な血糖の上昇を抑えます。
◎速効型インスリン分泌促進薬
 比較的軽症の方に処方されます。インスリンの分泌を増やします。
◎インスリン抵抗性改善薬
 インスリンの効きを良くし、ブドウ糖の利用を高めて血糖値を下げます。
◎ビグアナイド薬
 小腸などからのブドウ糖吸収と肝臓から血液中にブドウ糖が流れるのを抑えて血糖値を下げます。

薬物療法で一番大切なのは、自分に合った正しい薬を処方してもらうことです。
薬が効きすぎると低血糖になったり副作用が現れます。
ですから医師にはきちんと現在の食事や運動を伝え、薬を飲み忘れた場合はそれも伝える必要があります。

良い血糖コントロールが出来れば、合併症を防ぐ事ができ、日常生活も健康な人と同じように送ることが出来ます。

薬の作用と副作用

糖尿病で処方される代表的な薬を、錠剤名で作用と副作用を確認してみましょう。

1)体に吸収される糖分を減らす薬
まずは「糖分を減らす」薬は、「ベイスン」や「グルコバイ」という薬名になります。
腸での糖分の吸収を遅らせるので血糖値が急に上がるのを防いでくれます。

食前に飲むのが基本ですが、忘れた場合は食後でも大丈夫です。
(ただし食後にすぐ飲むこと!)

ただし他のお薬を一緒に飲むと低血糖を起こす事もあるので、飲み合わせには注意をして下さい。

2)インスリンの量を増やす薬
次に「インスリンの量を増やす」薬は、「スターシス」や「ラスチノン」、「アマリール」「ダオニール」です。インスリンの分泌を増やしてくれますが、副作用にかゆみが出る方もいます。

3)インスリンを効きやすくする薬
最後に「インスリンを効きやすくする」薬は、「アクトス」「メルビン」です。
インスリンの仕事を手助けしてくれますが、むくみの副作用があります。

糖尿病の薬はどれも副作用が全くないとは言い切れません。
大事なのは気になる事があったらすぐに主治医に相談することが大切です。

 
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